2つ目の悩み 資金繰り

言うまでもなく資金繰りは、中小企業の経営者にとって最も重要な仕事です。いくら赤字になっても、資金繰りさえ何とかなれば、会社は存続していけるのですから…

経営の神様、松下幸之助でさえ、さんざん苦労して「資金繰りの苦労で、血の小便が出たのも一度や二度ではない」という言葉を残しておりますが、それでもそれを乗り越えた結果、売上高7兆円の大企業を作り上げたことは周知の通りです。

では、具体的に資金繰りが厳しい場合にはどうすればよいのでしょうか。
簡単にご紹介します。


1.「日繰り」「月繰り」の「資金繰り表」を作る。
中小企業は、「日繰り表」「月繰り表」というものを作っていない場合が非常に多いです。
経営者の頭の中に入っている、もしくは、経理の担当に任せきっている場合が非常に多いです。
中小企業にとって資金繰りは損益より大事です。しっかりとしたフォーマットで「資金繰りの見える化」を図ることがとても大事なことです。

たとえ業績が良くて、現預金残高に余裕があっても、資金繰り表を作らなければなりません。
経営者は不測の事態に常に備えなければなりません。
2.仕入業者や取引業者に相談して、支払いを伸ばしてもらう。
なかなか頼みづらいかもしれませんが、恐らく多くの仕入業者や下請け業者との取引関係は、昨日今日でできたものではないはずです。いつまでに、いくらお支払するのかをきちんと説明すれば、相手先はきっと協力してくれるでしょう。そのためにも、お互いが何かの時には助け合えるような信頼関係を、常日頃から構築しておくことが大切です。
3.同時並行にすべきこととして金融機関への借り入れの打診。
お取引のある金融機関から新規借入が難しそうな場合はどうすればよいでしょうか?
とても有効なのが顧問税理士や知り合いの経営者から金融機関を紹介してもらうことです。
そこにもまた、日頃からの信頼関係が影響してきますね。

ご紹介の場合には、邪険に扱われることもないでしょうし、仮にダメだったとしても、解決の糸口がつかめる場合が多いです。
4.お客様からの入金を早めてもらう。
これも仕入業者や取引業者との関係と同じく、経営者の常日頃の行いによって左右されます。
案外すんなりと上手くいくケースが多々あります。
5.最後の手段として、銀行借り入れの返済猶予を検討する。
資金ショートする可能性が高い場合の最後の手段です。
決して、安易にリスケジュール(返済条件の見直し)を銀行にお願いしてはいけません。

具体的な個々のケースでは、これらを考慮しながらお手伝いをしていきます。
お客様に合った対策や対処方法を、私たちの経験と知識で、全面的にサポートいたします。