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Vol.133 日本の右傾化とは何か

2017年8月21日 月曜日

よく「右翼」とか「左翼」とかいう言葉があるが、
正確に意味を理解している人は少ないと思う。

「右翼」というと新宿駅や新橋駅などで、街宣車の上から
マイクを使って大きな声で演説している怖そうな人たちを連想するだろう。

そもそも「右翼」とか「左翼」という言葉は、
フランス革命の時に伝統を守る保守派が右側の席に陣取り、
改革を求める勢力が左側の席に陣取ったところから生まれた。

日本では「右」よりを保守の自民党
「左」寄りで革新の民主党などに分かれる。

新聞社のメディアも論調が分かれている。
「右」よりの読売新聞産経新聞
「左」よりの朝日新聞毎日新聞と言われている。

最近話題の憲法改正論議も保守の自民党が憲法を変えるべきだと主張し、
革新の共産党などは憲法を守ろうとしており、他国と事情が異なる。

そもそも日本国憲法は当時日本を占領していたGHQが立案して
日本政府に押し付けたものである。

自国の憲法は自分たちで作るべきだという考えは根強い。

ただ、当時の日本政府は天皇陛下が戦争犯罪人に問われない条件として
GHQが作った憲法を受け入れたと言われている。

今の若い人はピンとこないかもしれないが、
天皇陛下は戦時中、現人神と崇められていた。

ちなみに「天皇を中心とした秩序」を国体と呼ぶ。
この国体と天皇陛下を守ることが、終戦直後の日本政府の第一命題であった。

最近の日本の右傾化というのは、憲法9条の改正、靖国神社参拝、
森友学園の問題でクローズアップされた「日本会議」や「軍歌」
などが取りざたされたからでああろう。

世界的にはイギリスのEU離脱やアメリカのトランプ大統領の発言、
フランスのルペン党首の台頭で右傾化が進んでいると言われている。

今までは政治や国際情勢と距離を置いて仕事をしてきた人も多いと思うが、
これからの時代はこれらが与える影響が大きくなると予想される。

経営者や若いビジネスマンももっともっと政治や国際情勢について、
勉強をした方が良いだろう。

(経営コンサルタント 花房 大輔)