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Vol.142 メガバンクの大規模リストラで何が起こるのか

2017年12月11日 月曜日

メガバンクが相次いで大規模なリストラ策を打ち出している。

トップの三菱東京UFJが9500人分の業務量を減らす方針で、
みずほも約1万9000人分、三井住友も4000人分の大規模リストラを検討している。

フィンテックや人工知能(AI)の影響、人口減少による構造的な問題も絡む。
世界的にも低成長の時代になっている反面、株主からの配当圧力は強くなっている。

そのような要因がメガバンクの大規模リストラを引き起こさせている。
恐らくこの流れは地方銀行や信用金庫などにも必ず波及するだろう。

現在、上場する地方銀行と第二地方銀行の6割が減益になっており、
金融庁からも新たなビジネスモデルを構築するように促されてる。

減益の要因は貸出金利の低下に伴う利ざやの縮小に加え、
消費者ローンやアパートローンなどの商品も伸び悩んでいることだ。

メガバンクの大規模リストラが地方銀行などに波及すれば
銀行員冬の時代になるのは間違いないだろう。

最近はファンドやコンサルティング会社に転職したい銀行員が増えている
と転職会社の友人が言っていた。

ただ、昔、長銀や日債銀などから再生ファンドや不動産ファンドに流入して
大きな時代の役割を担ったのが記憶に新しい。

優秀な銀行員がたくさん市場に流入すれば、世の中にまた大きな変化を
生み出すことは間違いないだろう。

(経営コンサルタント 花房 大輔)