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Vol.147 この一道に生きる 鳥羽博道氏と越智直正氏

2018年4月2日 月曜日

10年以上前から「致知」という雑誌を愛読している。
人間学を学ぶという少し変わった月刊誌である。

3月号にドトールコーヒー名誉会長の鳥羽氏と
タビオ会長の越智氏の対談が載っていた。

御二方共に波乱万丈の経験を経て会社を大きくさせた
大変素晴らしい経営者である。

鳥羽氏は日蓮宗の「長の一念」「因果倶時」
という言葉を大切にしている。

長の一念は文字通り、「長として立つ人間の思い
によって変わって来ること」

因果倶時とは「現在の果を知らんとすれば過去の因をみよ。
未来の果を知らんとすれば現在の因をみよ」という意味である。

ジェームズ・アレンの「原因と結果の法則」と似ている考え方である。

また、鳥羽さんは「人生は本気度で決まる」と言っている。

よくフランチャイズの経営者たちが努力しているのに
商売がうまくいかないとの相談を受ける。

その時に「努力にも段位がある」という話をする。

「あなたは今の自分の精一杯の努力をしていると
思うかもしれないけど、僕から見たらまだ五段だ。

少なくとも八段までいかないと名人とは言わないように、
八段の努力をしないと商売はうまく行きませんよ」

だた、「八段の努力をしているだけではダメで、
人間性が大事なんです」とも付け加えている。

越智氏は漢詩に詳しく、漢詩を紹介する本も書いている。
この時は「孫子」の言葉を紹介していた。

「将とは、智信仁厳勇なり」

仕事に対する智謀を持っている。
嘘をつかない、
約束を守れるかどうか。

思いやりの心に溢れているかどうか。
厳しさがあるかどうか。
勇気があるかどうか。

これがリーダーの五徳やと。

(経営コンサルタント 花房 大輔)